この記事でわかること

「金沢市でマンションを買いたいが、エリアごとの相場感がつかめない」「北陸新幹線延伸後に価格は変わったのか」「片町の再開発は不動産価値にどう影響するのか」——こうした疑問を持つ方に向けて、国土交通省の取引データ(2026年Q1まで)と地域の最新情報を組み合わせた実用的な解説をお届けします。

金沢市は石川県の県庁所在地で、文化・医療・商業・教育が集積する北陸最大の都市です。中古マンションの取引中央値は2022〜2026年にかけて20〜29万円/m²の範囲で推移しており、全国的な価格上昇トレンドの中でも比較的手の届く水準を維持しています。ただし、エリアや築年数によって単価は3〜5倍の開きがあり、「どこで何年物を買うか」が価格を大きく左右します。

本記事の数値はいずれも参考情報です。実際の購入・売却判断は宅地建物取引士にご相談ください。


金沢市の都市概要

人口と規模

金沢市の人口は2026年時点で約44.8万人(出典: まちずかん 2026年推計)。石川県全体(約111万人)の約40%を占める中核都市です。2050年の推計人口は約40.3万人(▲約10%)と長期的な人口減少が見込まれていますが、県内他市からの人口集中と移住促進施策により、短中期では一定の需要が続くと想定されています。

「幸福度ランキング」全国4位(出典: 生活ガイド.com参考)を誇り、「住まい・職場・学校・医療が半径数キロに凝縮されたコンパクトシティ」として移住希望者からも注目を集めています。

金沢市の特徴

金沢市は「保存と開発の調和」をまちづくりの基本方針とし、歴史的な城下町の景観を守りながら都市機能を整備してきました。兼六園、金沢城公園、ひがし茶屋街、武家屋敷跡(長町)などの観光資源を擁し、コロナ禍前は年間900万人超の観光客が訪れていました。こうした「文化都市」としてのブランドは、賃貸需要(観光客向け短期賃貸・民泊など)にも影響しています。


交通アクセス

金沢市の交通インフラは公共交通と道路網の両面で充実しており、マンション選びにおける重要な要素です。

鉄道

北陸新幹線(JR西日本): 金沢駅は北陸新幹線の拠点駅。東京(上野)まで最速約2時間28分でアクセス可能です。2024年3月16日に金沢〜敦賀間が延伸開業し、福井・敦賀方面へのアクセスも改善されました(敦賀で関西方面新幹線に乗り換え)。

IRいしかわ鉄道: 北陸新幹線延伸に伴い、JR北陸本線の金沢〜大聖寺間が第三セクター転換されました。金沢〜小松間は約25分、金沢〜加賀温泉間は約35分。

北陸鉄道石川線: 野町駅(金沢市内)から鶴来方面を結ぶローカル線。金沢市南西部の住宅街と香林坊・片町エリアをつなぐ役割を担っています。野町駅から片町・香林坊エリアまでは徒歩圏内(約1km)。

バス路線

金沢市内の公共交通の中心は北陸鉄道グループが運行するバス路線です。

城下まち金沢周遊バス: 金沢駅東口発着の観光ループバスで、右回り(兼六園・香林坊・武家屋敷方面)と左回り(21世紀美術館・尾山神社方面)の2ルート。右回り約15分間隔、左回り約20分間隔で運行(出典: 金沢旅物語)。

市内路線バス(北鉄バス): 金沢駅東口・西口を起点に市内全域をカバー。香林坊・片町・武蔵・東部(金沢大学方面)など主要エリアへ10〜20分程度でアクセスできます。

行先エリア 金沢駅からの所要時間(バス目安)
香林坊・片町 約10〜15分
武蔵・近江町市場 約5〜10分
ひがし茶屋街 約15分
金沢大学(角間) 約30〜40分
イオン金沢(8号線沿) 約25〜30分

出典: 北陸鉄道公式サイト・城下まち金沢周遊バス時刻表をもとに作成


主要施設

商業施設

金沢市の商業エリアは大きく「金沢駅周辺」と「香林坊・片町・武蔵」の2極に分かれています。

金沢駅周辺:

  • 金沢百番街(あんと・Rinto): 金沢駅構内の商業施設。土産・グルメ・日用品が揃い、新幹線乗降者の利用も多い。
  • 金沢フォーラス(FORUS): 金沢駅から徒歩約1分の7階建て複合ショッピングビル。ファッション・グルメ・シネマコンプレックス(1,500席超)を擁す(出典: 金沢旅物語・NAVITIME)。

香林坊・片町エリア(中心部):

  • 香林坊大和・香林坊アトリオ: 地元百貨店「大和」とファッション専門店街「アトリオ」の複合商業施設。兼六園・金沢21世紀美術館の最寄り商業エリア。
  • 片町商店街・木倉町: 飲食店・バー・ショップが集積する夜の賑わいエリア。

武蔵エリア:

  • 金沢エムザ: 百貨店・専門店が入る複合施設。近江町市場に隣接。

医療機関

金沢市の医療インフラは全国中核都市の中でもトップクラスです(病床数全国4位、医師数3位 ※2018年時点・出典: 生活ガイド.com)。

施設名 所在・特徴
金沢大学附属病院 宝町。特定機能病院・研究・高度急性期
国立病院機構 金沢医療センター 下石引町。総合病院
金沢市立病院 平和町。市内中核病院
JCHO 金沢病院 沖町ハ。地域医療機能推進機構

医療施設が充実していることは、高齢者・共働きファミリーを中心に金沢市の住環境評価を高める要因のひとつです。

教育機関

大学・専門学校: 金沢大学(角間・鶴間キャンパス)、金沢美術工芸大学(本多の森・移転計画あり)、金城大学(松任)、北陸大学(太陽が丘)など多数の高等教育機関が立地。学生人口が一定の賃貸需要を支えています。


全国・石川県の市況概観

全国マンション価格指数の上昇

国土交通省の不動産価格指数(2010年=100)によると、マンション(区分所有)の指数は2025年1月時点で217.8。2010年比で2倍超、前年比+16.4ポイントと全国的にマンション価格の高水準が続いています。

マンション価格指数(全国・2010=100)
2015 121.0
2018 141.5
2020 153.4
2021 165.2
2022 182.1
2023 191.4
2024 202.5
2025 217.8

出典: 国土交通省 不動産価格指数(月次)

資材・建築コスト上昇、都市部への需要集中、投資目的購入の増加などが主な上昇要因として挙げられています。

石川県内での金沢市の位置づけ

石川県内の中古マンション取引は、その大部分が金沢市に集中しています(2025年Q4の金沢市サンプル数:27件、他市は著しく少ない)。他市との比較では、白山市の中古マンション中央値が11.3万円/m²(n=5・参考値)、小松市が9.0万円/m²(n=2・参考値)であり、金沢市(26.7万円/m²)は県内でも別格の単価水準を形成しています。


金沢市の中古マンション取引価格統計

最新データ:2026年Q1

国土交通省・不動産情報ライブラリAPI(XIT001)から集計した最新四半期のデータです。

指標
中央値 24.6万円/m²
P25(下位25%) 12.6万円/m²
P75(上位25%) 44.0万円/m²
サンプル数 25件

P25〜P75のレンジが12.6〜44.0万円/m²と非常に広いことが特徴です。同じ「金沢市の中古マンション」でも、エリアや築年数によって単価が3倍以上異なるため、中央値だけで物件の水準を判断することは難しい状況です。

四半期別推移(2024〜2026年)

期間 中央値(万円/m²) P25(万円/m²) P75(万円/m²) サンプル数
2026年Q1 24.6 12.6 44.0 25
2025年Q4 26.7 15.3 47.7 27
2025年Q3 29.0 14.0 45.9 26
2025年Q2 25.3 16.7 37.5 35
2025年Q1 25.1 16.0 31.4 30
2024年Q4 29.4 10.8 45.3 33
2024年Q2 23.6 12.6 44.7 40
2024年Q1 26.7 12.8 38.9 23

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリAPI(XIT001)石川県(area=17)取引価格情報

年次比較(各年Q4)

中央値(万円/m²) P25(万円/m²) P75(万円/m²) サンプル数
2022年Q4 23.4 15.6 35.4 28
2023年Q4 20.8 14.3 33.3 26
2024年Q4 29.4 10.8 45.3 33
2025年Q4 26.7 15.3 47.7 27

参考:宅地との比較(2026年Q1)

物件種別 中央値(万円/m²) P25 P75 サンプル数
中古マンション等 24.6 12.6 44.0 25
宅地(土地と建物) 10.9 6.6 20.0 77
宅地(土地のみ) 8.5 7.0 10.0 55

中古マンションの平米単価は宅地(土地のみ)の約2.9倍の水準です。ただしマンションは「専有面積あたり」、宅地は「敷地面積あたり」の単価であり、直接比較には注意が必要です。


エリア別相場・地域特性

金沢駅周辺(東口・西口)

北陸新幹線・IRいしかわ鉄道・北鉄バスが集結する金沢の玄関口。再開発が進み、築浅物件が比較的多い。SUUMO掲載データ(2025年7月〜2026年6月)によると、金沢駅徒歩圏の中古マンション相場は以下の通りです(出典: SUUMO 金沢市中古マンション価格相場)。

専有面積帯 中央値(目安) 価格帯
40〜60m² 約1,660万円 980〜3,697万円
60〜80m² 約4,050万円 2,200〜5,180万円
80〜100m² 約4,650万円 2,798〜5,900万円

駅近・築浅の需要が高く、徒歩3分未満の物件成約比率は2024年の2.0%から2025年は6.1%へ急増しています(出典: 金沢市不動産売却センターブログ)。

香林坊・片町エリア(中心商業地)

金沢の商業・文化の核。香林坊大和(百貨店)・21世紀美術館・兼六園が徒歩圏内に立地し、利便性が最も高いエリアの一つ。物件数は限定的で希少性が高い。参考相場:21〜22万円/m²(ライオンズマンション金沢香林坊の事例。出典: mansion-market.com)。

中心部の地価は市内最高水準で、新幹線延伸前後(2022〜2024年)に特に需要が高まりました。2030年竣工予定の「片町四番組海側地区再開発」(後述)も周辺不動産の注目度を高めています。

東部住宅街(卯辰山・東部)

金沢大学・金城大学などのキャンパスに近く、学生・若手ファミリー向けの賃貸・売買物件が多い。起伏のある地形と住環境の静かさが特徴。物件単価は中心部より低めで、ファミリー層にとって比較的手の届くゾーン。ただし山際エリアでは土砂災害警戒区域(A33)の指定がある地点もあり、物件ごとのハザード確認が必要です。

野町・西部エリア

北陸鉄道石川線の野町駅が最寄り。金沢駅や香林坊へのアクセスはバス・自転車が中心。相場は中心部より低め。SUUMO掲載データでは野町駅周辺の60〜80m²で中央値2,150万円程度(出典: SUUMO 金沢市中古マンション価格相場)。


築年数別の価格傾向

外部データによると、金沢市の中古マンションは築年数によって㎡単価が大きく変動します(出典: t23m-navi 金沢市マンション価格推移)。

築年数帯 目安の㎡単価
築1〜5年 約68万円/m²
築11〜15年 約36万円/m²(推定)
築21〜25年 約22万円/m²(推定)
築31〜35年 約17万円/m²
築46〜50年 約12万円/m²

※中間帯は筆者推計。個別物件の立地・管理状態によって大きく異なります。

「築10年以内の物件は全国平均レベルの単価、築30年超は地方都市水準」という二極化が金沢市のマンション市場でも見られます。1981年6月以前の「旧耐震基準」物件は住宅ローン審査・地震保険料に影響するため、取引前に必ず建築確認日を確認してください。


時系列でみる価格トレンド

2022〜2026年の変動と背景

2022年Q4(中央値23.4万円/m²)→ 2023年Q4(20.8万円/m²)と一時的に低下した後、2024年Q4(29.4万円/m²)に大きく反発しています。

主な変動要因の整理:

2022〜2023年の低下:

  • 全国的な金利上昇観測による住宅ローン需要の減退
  • サンプル数が26〜28件と少なく、統計的ノイズが大きい

2024年の上昇(29.4万円/m²):

  • 北陸新幹線延伸(2024年3月16日・金沢〜敦賀間)を控えた需要先取り
  • 延伸後の首都圏・関西圏からの投資需要流入

2025〜2026年の動き(25〜29万円/m²):

  • 2025年は25〜29万円/m²のレンジ内で推移。全体の成約㎡単価は前年比約4.3%低下(出典: 金沢市不動産売却センターブログ)
  • 一方、t23m-navjデータでは9年間の上昇率が約51.3%に達しており、中長期の上昇基調は維持
  • P75(上位25%)が37〜48万円/m²と高く、高額物件の流通が平均値・中央値を上振れさせる

サンプル数の少なさに注意

金沢市の中古マンション取引は1四半期あたり19〜40件と、三大都市圏と比べて少ない水準です。1件の高額取引が中央値を数万円動かす可能性があり、四半期ごとの変動にはノイズが含まれます。短期データの動きに過剰反応せず、複数四半期〜年次の傾向で判断することが重要です。


片町再開発と周辺不動産への影響

金沢市中心市街地では「片町四番組海側地区第一種市街地再開発事業」が進行中です(出典: 健美家・野村不動産プレスリリース)。

項目 内容
場所 金沢市片町二丁目(兼六園・武家屋敷・木倉町に隣接)
面積 施行区域約0.4ha、延床面積約18,000m²
主要用途 商業・住宅・ホテル・駐車場(複合施設)
スケジュール 2025年度:組合設立認可、2026年度:権利変換計画認可、2027年度:解体・新築工事着手、2030年度:竣工予定
事業協力者 野村不動産
コンセプト 「石川県の県都・金沢の新たな顔」防災性向上・中心市街地活性化

2030年竣工予定のこの再開発により、片町・香林坊エリアへの商業機能集積と歩行者空間の整備が期待されています。周辺マンションの希少性や生活利便性への影響を注視しておく価値があります。

出典: 健美家:片町四番組海側地区の再開発が都市計画決定野村不動産プレスリリース(2024年7月2日 )


北陸新幹線の影響

2024年3月16日に開業した北陸新幹線の金沢〜敦賀間延伸は、金沢市の不動産市場に複合的な影響をもたらしています。

プラス面:

  • 東京〜金沢間の移動が最速約2時間28分で維持され、首都圏からの観光客・移住検討者の流入が継続
  • 駅近物件への需要が顕著に集中(徒歩3分未満の成約比率:2024年2.0% → 2025年6.1%)
  • 金沢〜加賀方面への通勤圏拡大

注意点:

  • 関西〜金沢の移動は敦賀で乗り換えが必要となり、関西圏からの利便性向上効果は限定的という見方もある
  • 駅近優遇が強まる一方、郊外・バス主体エリアの物件価格は相対的に伸び悩む可能性

出典: 健美家:北陸新幹線の金沢ー敦賀間が延伸開業


ハザード情報

金沢市内マンションの立地特性

金沢市の中古マンションは主に平野部・市街地(香林坊・金沢駅周辺・武蔵等)に立地しているため、土砂災害警戒区域(A33)の影響を受けるものは比較的少ない状況です。ただし、市東部の山際エリア(卯辰山周辺)では指定区域がある地点もあります。

津波・高潮

石川県の日本海沿岸は津波浸水想定区域(A40)が指定されていますが、金沢市中心部の市街地マンションの多くは沿岸から離れた平野部に位置します。高潮浸水想定(A49)については、石川県分のデータが国土数値情報に未収録のため、本サイトでは表示していません。

個別物件のハザード確認は、国土交通省のハザードマップポータルサイト(https://disaportal.gsi.go.jp/ )をご利用ください。


購入・売却前に知っておくべきポイント

管理費・修繕積立金の確認

マンションの取引価格に加え、毎月の管理費と修繕積立金の支払い義務が生じます。特に築20年超の物件では大規模修繕工事の時期が近いことが多く、積立金の残高不足があると工事時に一時金徴収が発生することがあります。重要事項説明書で「長期修繕計画」と「積立金残高」を必ず確認してください。

耐震基準

1981年6月以前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準が適用されます。旧耐震基準の物件は住宅ローンの利用に制約が生じるケースがあるほか、地震保険の保険料にも影響します。金沢市では旧耐震基準の建物も流通しており、建築年の確認は必須です。

駅近 vs 生活利便性

金沢市は鉄道よりもバス・車に依存した都市構造です。「金沢駅徒歩圏」かどうかよりも、「日常の買い物・病院・学校へのアクセス」の方が生活品質に直結するケースも多くあります。購入前には近くのスーパー・医療機関・保育所の位置も確認しましょう。

賃貸需要と投資利用

金沢大学・各種専門学校の学生、観光客向け短期賃貸など、金沢市には多様な賃貸需要があります。ただし民泊運営には旅館業法・住宅宿泊事業法の規制がある(管理組合の規約も確認要)ため、投資目的で購入する場合は用途制限と収支シミュレーションを事前に行うことが重要です。


よくある質問

Q. 金沢市の中古マンションは今が買い時ですか? A. 国交省データでは2026年Q1の中央値が24.6万円/m²と、2024年Q4のピーク(29.4万円/m²)からやや下がっています。ただし、金沢市のサンプル数は1四半期に20〜40件程度と少なく、1件の取引で中央値が数万円動く可能性があります。「今が絶対的な買い時」と判断できるほどのデータ量はなく、個人の購入目的(実需 or 投資)や資金計画を優先した判断が適切です。

Q. 北陸新幹線延伸でマンション価格は上がりましたか? A. 2024年Q4(29.4万円/m²)は延伸前後の需要集中を反映して高水準でした。その後2025〜2026年は25万円台に落ち着いており、「延伸効果が一時的に価格に織り込まれ、その後調整した」という見方が妥当です。ただし、駅近・築浅物件に限れば需要は継続しており、エリア差が広がっています。

Q. 片町の再開発でマンション価格は上がりますか? A. 2030年竣工予定の片町四番組海側地区再開発により、エリアの賑わい・利便性向上が期待されます。ただし現時点では計画段階であり、価格への定量的な影響は不明です。周辺の物件を検討する際の参考情報として把握しておく程度が適切です。

Q. 金沢市内のどのエリアがマンション需要が安定していますか? A. 金沢駅徒歩圏・香林坊・片町の3エリアが歴史的に流動性が高いとされています。東部住宅街(大学周辺)も学生・ファミリー向け賃貸需要が安定的。野町・郊外エリアは相場が低めですが、流通量も少ない傾向があります。


まとめ

金沢市の中古マンション市場は2026年Q1時点で中央値24.6万円/m²(P25:12.6万円/m²、P75:44.0万円/m²)。過去9年間で取引単価は約51%上昇しており、全国のマンション価格上昇トレンドと概ね連動しています。

一方で、エリア(駅近・中心部 vs 郊外)、築年数(新築〜築5年 vs 築30年超)によって単価が3〜6倍の差が開くため、「金沢市の相場」という一括りで物件価値を判断することは難しい状況です。

2027〜2030年にかけての片町再開発、北陸新幹線延伸効果の持続、金沢大学の移転計画(金沢美術工芸大学の移転)など、中心部の都市構造を変える動きが複数進行中です。購入・売却のタイミングを検討する際には、これらの計画進捗も情報収集の対象に含めることをお勧めします。

最終的な取引判断は、複数の不動産会社による査定と、宅地建物取引士による重要事項説明をお受けのうえで行ってください。


出典・参考情報

本記事は参考情報です。実際の取引判断は宅地建物取引士にご相談ください。